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「 会津木綿 」
福島 会津若松
会津木綿は、会津盆地の南東、会津若松で織られる綿織物です。会津は日本における木綿栽培の最北の地ともいわれてきました。土地に自生する草木で染めた糸によって織られた織物には、地域によって色も幅も異なる縞柄、いわゆる「地縞」が生まれました。羽織っている縞を見ればどこの村の者かわかったといいます。100にもおよぶ縞のパターンが台帳に残っており、独特の色の組み合わせによる美しい縞が、会津木綿の特徴にもなっています。
糸に節をつくることで布に空気をはらませ、夏には涼しく冬には温かい、盆地特有の厳しい気候で暮らす必要から織られた、風土によって生みだされた織物になっています。
JOURNAL /「布をめぐる」にて、「会津木綿」についてご紹介しています。
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